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2023 の振り返り

2024 年に書いてる時点で全然収まってないけど 2023 を振り返る。せっかくブログもオーバーホールしたので…。10 年ぶりとかなのでここしばらくの内容も含んでる。

仕事

引き続き同じ会社にいて 11 年目くらい。ここ 5 年くらいは Platform Engineering、Security、Corporate Engineering (情シスとか IT ともいう) のエリアに跨った仕事をして、各々のエリアへ貢献したり、はたまた全社に影響する成果を出したり。UK を本拠とするグローバル事業の組織、日本の組織ともに見ていて、今の仕事は 4 割くらい英語。

今年は波乱の 1 年だった。2 度にわたる退職勧奨レイオフ創業者が社長に戻るオフィスを横浜から東京に戻すことが決まる、去年(全てが起こる前に)交代した CTO もいなくなることになる…など。

この影響で退職を決断したメンバーも多かったし、2016 年頃の経営交代と違いエンジニアリング組織も大きな影響を受けた。もちろん自分も例外ではなく、チームの注力エリアを変更する必要が生じたり。

そして人々がいなくなった結果単純に仕事が増えた。時間がかなり細切れになっていてまとまった成果を出すのが難しい。ここ数年はずっとそんな感じだけど、コードを書いたり作業なりデプロイなりして成果ドン!というのは少なくなってきた。

たとえば今年は Google Workspace のプライマリドメインリネーム とかを成し遂げたりした (すごく遠く感じるけど…)。残りの成果は結構細かいのが多くて自分の自分自身への期待を割ってる。

2024 年

前述の様々が発生した結果、来年は IT, Security の責任を引き継いだ のもあり、大変が既に予想されている状態。仕事量が増えるというのがまずシンプルな大変さになりそう。引き継いだ責任 (CISO) とリーダー役、オフィス移転担当、Platform/SRE で注力しているプロジェクトの諸々…4 人分くらい?

パッと見 C タイトルじゃん! という感じだけど、人が抜けてもらったロールなので素直にめでたくはない。でも自信を持って引継ぎ打診されてこちらも同様に引き受けられたのは良かったかなと思う。ただ一つの役割持ってるだけだと認識してもらえたら幸い。

人が減っているのでこれまでより何かの面倒を見るという話が増えそうで、自分がやるべきでやりたいと思っているプロジェクトに時間をどう作るか。どうオーバーヘッドになる部分の時間を減らすかが当面の課題になりそう。コード書きたい。

そして、英語も喋れなくはないし書けなくもないけどロールが増えた結果今後は課題にこれからますますなって行きそうだなと感じる。そろそろ再度真面目に取り組まないとダメか?でも日常会話は話題からして合わないからそれは訓練にならないし、そもそも会話にモチベーションはそんなにないから難しいんだよな…。

モチベーション

ここまで後ろ向きな形で書いているけど実際に 100%前向きと断言できる状態ではない。流石にここまで大きな変化があるとモチベーションの維持が難しい。いろいろあって 100% 楽しくないわけじゃないしモチベーションも行方不明な状態だけど、それでもまだ面白いし状況はチャレンジングと思っている。

転職については NG 質問とコメントということでお願いします。少なくとも日本語オンリーなポジションに行くつもりも海外目指すつもりもないし、今以上の給料を求めるとは書き残しておきます(2024 の額は TBD)。かといって他にモチベーションが見出せるかというとそうではないので…。

というか、その上で自分が作ってきた便利な環境と文化からの離脱コストがかなり大きくなってる。あんまり同じところに長くいるもんじゃないですね。今更だと思うので無視することにはしているけど。

ここまでずっと自分が IT, Engineering 両方を見て最高の環境を作ってきた関係もあり離脱のだるさがとてつもない、特に今後もその裁量があるとなおさら。あんまり長く居続けるもんじゃないなぁと思う。今更すぎる。

コミュニティ活動, OSS

RubyKaigi

2017 年頃から携わっている RubyKaigi では引続き Organizer として関わる。主なロールは Wi-Fi チームと Sponsor Relations, また 2023 が最後になるけど、配信サイト(バーチャル会場)担当。

Wi-Fi チームの成果物は https://github.com/ruby-no-kai/rubykaigi-net で、配信は https://github.com/ruby-no-kai/takeout-app 、スポンサー CRM は https://github.com/ruby-no-kai/sponsor-app にある。よければみてください。

RubyKaigi 2023 では外国籍でも入国が緩和されたこともあり、RubyKaigi 2019 以来の大規模なカンファレンスが開催できて良かった。松本のみなさんにも色々あり RubyKaigi と Rubyist を認知してもらえたようで、本編外でもたいへん楽しかった。

現状自分が今 Ruby コミュニティに何かできるとしたらベストな選択肢が RubyKaigi になっているので、今後もほそぼそと続けていきたい。

ソフトウェア

今年は https://github.com/sorah/himari を書いたくらい。Omniauth をバックエンドとして OIDC プロバイダとして動作する Rack アプリケーションで、GitHub とかで認証させて OIDC プロバイダ側で一度認可して他のアプリにいい感じの ID token claim を生成して渡すみたいなのが実装できて便利。RubyKaigi で ALB の OIDC 連携とか Grafana とかで使っているし、 https://github.com/sorah/himari2amc で AWS コンソールへのログインにも使っている。

その他 OSS

最近は仕事が多忙なのもあって他所の OSS へは bug fix とかを送る程度。今年はとくに面白いパッチはなし。数年前のも含めて紹介すると、

  • Ruby
    • https://github.com/sorah-rbpkg をメンテしていて Docker コンテナ内の Debian devscripts 環境で Ruby のビルド、テストを走らせることが多いのでそのへんでハマった時の修正がここしばらくはメイン…。
  • ip fou: respect preferred_family for IPv6 · iproute2/iproute2@9e5d246
    • 数年前に Foo-over-UDP を触っていた時に -6 フラグが壊れているのを見つけてパッチを送ったら net-next に取り込まれた。kernel.org が本流のソフトウェアに貢献したのは初でうれしい。
  • fix: respect system language preferences on Windows & macOS by sorah · Pull Request #23247 · electron/electron
    • Chrome では英語を第一言語として設定していて、次に日本語を指定している場合はしっかり 2 つ目以降の preference も参照してフォントの選択に利用される
    • Electron では 2 つ目以降の言語設定を取得しておらず、特に Windows で CJK が全て中国語扱いでフォールバックが選択されアンチエイリアスが効かない上に字体も異なるフォントでレンダリングされるのが painful だったのでその修正
      • Discord, Slack で同様の環境設定の場合でもちゃんとメイリオになったのはこのパッチのおかげ。というかそれを直したくてパッチを書いた。
      • それはそれとしてメイリオ嫌だから Electron アプリのフォント全部勝手に指定したいんだよなぁ

iproute2 や electron のようにあちこちで利用されているソフトウェアに渋い修正を送ると自分のコードがさまざまなところに取り込まれるのが分かっていいですね。うれしい。こういうチャンスはここ 1〜2 年くらい無くてものたりない。

登壇

年初に Fukuoka RubyistsKaigi 03 で基調講演をさせてもらったけど、はたしてこんな内容で良かったのかは分からない…。

同日夕方からアイカツ! のライブがあり逃すと今後やってくれるか不明でそっちを優先して早期に離脱せざるを得なかったのは招待されてるのにすまんという心残り。ギリギリまで会場に残ってタクシーで羽田からお台場の会場まで移動した思い出。

あとは RubyKaigi 2023 LT で先に書いた Himari の話をした。トリを担当してそのまま Closing をしてくれと言われたので ドラの後にそのまま喋り続ける異常者みたいな感じになっていたと思うんですが、楽しんでもらえていたらなにより。

あとは去年になるけど、 AWS Blog に RubyKaigi の takeout-app 事例を書かせてもらった のに関連して下記のトークもとあるイベントでやっていた:

機会があればという感じだけど、基本何をしゃべったらいいか分からない(何をブログに書いたらいいか分からない)なので発信は課題。

ブログ

大きな記事は以下くらいだった。特に最初 2 つはちゃんと書いたので長いですね。

登壇と同じでアウトプットは課題。来年からはブログもうちょっとかいていきたい。

テクニカル以外の趣味

おたくコンテンツ

主にオンゲキ, プロセカ, ブルアカ, Re:ステージ! あたり。リステはライブや楽曲中心だし、ソシャゲは基本シナリオ読んで満足してるけど。

あとは VTuber をここ数年はちらほらみていて、特にぶいすぽっ!の箱推しをしているし、その周囲のストリーマーもフォローしてる。本業が忙しいのもあり基本は切り抜きを追いつつ、多数のメンバーシップに入ることで償いをしている(?)。

(なんならこの記事の下書きは ぶいすぽっ! 年末カウントダウン 2023の会場でスマホで書いてた)

まんが/ラノベ

今年は 426 冊買って 358 冊読んだ。最近電子でも積みが増えてるのはよろしくないと思いつつ、選ぶなら下記かな…。ほとんどまんが。 何か特筆して言及するなら、下記がよかった。

リンク先は BOOK☆WALKER アフィリンク

百合は最近百合姫本誌読めてなくて単行本で追ってる。この時間も取りたい…。

なお、アニメはほとんど見てない。毎週更新されるコンテンツをちまちま見るの難しい。

おたくイベント等

昔は公式や同人含めてイベントよく行っていたけど、近年はそんなにアクティブにおたく活動をしているかというとしてない。してないのに金がだいぶ無いのはよくわかりませんが…。

基本的に最近行くイベントは絞ってる。みんな追ってて自分が追わなくても滅ばないコンテンツの優先度は下げた。たとえばアイマスで、逆に上げてるのは Re:ステージやオンゲキだったり、小規模なトラックメイカーやバンド、アーティストのライブだったり(主にインターネットで流行ってクラブで見るみたいな界隈)。

年特筆するほど良かったのは Re:SHOUT!!, ヒメヒナとアイカツ!ミュージックフェスタかな?

音楽もまぁまぁ買ってるけど iTS で片っ端から全部買うみたいなのはしなくなった。Spotify で Liked song に入れた曲は iTS で買うようにしてる。

任意のアニメや声優方面の楽曲を察知する術が Spotify だと乏しいのでここをどうするかが課題

クラブイベントは行こうとは思ってるけど多忙であんまりいけず。暴力的にカワイイとパッチワークが良かったです。

音ゲー

リリース直後のチュウニズムとかをたまに触ったりしたことはあって、その後長いこと離れてたけど 2021 年くらいから再開したし、たまに触るんじゃなくて割と隙あればゲーセン行ってスコアを伸ばしてる。

きっかけはプロセカ触っててリリース直後でだいたい触れる譜面はやり切ってしまったというのと、生活圏内の経路上にちょうどいいゲーセンがあることに気づいたから。結局そこにはあまり行かず、今は経路を変えて秋葉原によく寄ったりしてるけど。

チュウニズムは 16.04 あたりで最近はレートの伸びが止まっていて、これはこのレート帯で主に触るのをオンゲキにしてしまったというのもあるんだけど。オンゲキは今年結構伸びて 15.26 くらいまで。新曲枠 15.4 くらいに対してベスト枠が低すぎるのでどう伸ばすかを考えないといけない。

FFXIV (FF14)

高難易度コンテンツには行かない程度の小規模で触り続けてる。極は行くけど零式はやらない。自分の働き方が睡眠サイクル的にめちゃくちゃで固定活動に時間確保するのがしんどいというのと、野良は野良でしんどいというのと、固定については声がコンプレックスだから知らない人間が多い VC が辛い、というのが理由……。

最近は会社界隈の人間を集めた Discord サーバーで毎週末トークン集めたりレベリングしたりっていうカジュアルな半固定活動みたいなのをしていて楽しい。結局ともだちと遊ぶルーチンがあるとゲームは続けられるし、そうじゃないとやらなくなるということが分かりつつある。

DC テレポができてから可能になったという話でもあるので実装に感謝。最近は毎回どの DC に行くかルーレットで決めて集合している。便利。

散財

今年は年末に iPhone 15 Pro 買ったくらいで他に能動的な大きな買い物はなし。11 無印からの移行でバッテリー寿命による性能低下もあったとおもうけどかなり快適になった。

必要に追われて買ったのは 1-2 週間に耐える大きなキャリーケースと、Peak Design Travel Backpack と、ドライヤー。

大小 2 つのキャリーケースがほぼ同時期に壊れて買い替えを強いられた。同時期にドライヤー含めて立て続けに壊れたのが出費的には痛い。小キャリーケースは頻度も高いし、キャリーケース鬱陶しいなと思って思い切って PD のカバンに変えたけどかなり正解だったと思う。キャリーケース使わなかったような小遠征でも持ち出せるくらい気楽に使っている。

ドライヤーも壊れて困ったので買い替え。10 年くらい使ってたやつを同じパナソニックの海外対応モデルに。

普段から家計がギリギリなのであんまり大きな買い物ができない。ちりつも消費で言えば定期的な遠征かも。

遠征

久々に JAL の 50,000 FOP 達成する程度には遠征した。JGC 入ってるけど FOP 達成するとボーナスマイル増えるはずでうれしい。でも達成するのが予期できるなら私費突っ込んで JGP 取るんだよなあ…。年末に気づけばギリギリ達成だった。

2023 年はおよそ日帰りや出張を含めて以下のような遠征があったよう。全部は網羅してない。

  • 1 月 茨城
  • 2 月 福岡
  • 3 月 那覇
  • 4 月 奥多摩
  • 5 月 京都
  • 5 月 RubyKaigi 2023 (松本)
  • 5 月 京都
  • 6 月 レイクタウン
  • 7 月 京都 伊根 (消えたエビの謎)
  • 7 月 UK (Bristol, London)
  • 8 月 猪苗代
  • 8 月 松江/米子/出雲
  • 8 月 那覇
  • 8 月 国道 4 号線 (新白河〜東京)
  • 9 月 Sydney
  • 9 月 京都
  • 10 月 津-名古屋
  • 10 月 UK
  • 11 月 松江
  • 12 月 re:Invent (Las Vegas)
  • 12 月 京都

特にここ最近は KMC でレーシングと称する車での遠出がちょくちょく発生しているので飛行機や電車で辿りつくのが面倒なところに行けているので良い。ついでに音ゲー行脚も捗っているが、諸般の事情により進捗状況の地図は開示できないものの、 そろそろウニが 30 都道府県。

この中では大きな休暇として久々に Sydney 旅行に行った。好きな街で 3 回目の訪問。この写真の選定現像が全く間に合ってなくてそのうちブログにはしたいと思っているが…。というか 2024 年はこまかい遠出の記録もブログに残したい気持ちだが…

生活

もうずっと長いことセルフネグレクトとまでは行かないけど仕事と睡眠に大半の時間を割いてると思う。趣味で何かするみたいなのはほぼ成立してなくて、後述する音ゲーを外に出たら寄るし、誘われたらゲームするみたいな感じ。

ハウスキープについては 2022 年に洗濯排水が溢れ家が水浸しになって強制大掃除になり、そのタイミングで導入したゴミ箱などはうまくワークしていて床は比較的見えている。

でも玄関や通路、洗面所は仕事の忙しさに相関してだいたい埋まってるのでダメ。どうしたら片付けられるのか…。居室も床に荷物おかれてはいて、その整理はしないといけない。

仕事するデスク周辺やデスク上はなるべくまともな状態を保っているけど、これがまあ限界というところか。

メンタルは良くも悪くもなく、低空飛行しているような感覚。2023 年はメンタルに中長期にわたって傷を残したりする事故はなかった気がする。よかったですね。

家計

まだ 12 月の家計は締まってないけど、年間通しておよそプラマイゼロというところ。投資について考えられる余裕はない。

AWS を含むサブスクや通信費が家計を圧迫しているのが目立つ。地味に Adobe CC たかいし、その上で円安もつらい。通信費については au 回線を povo2.0 に完全に移してちょっと安くなった。

YouTube, Patreon, FANBOX みたいな投げ銭プラットフォームのメンバーシップも大きい (月 4 万くらい)けど、これは自分はちゃんとクリエイターやストリーマーには継続的にお金を投げたいと思っているので多少圧迫していても続けていきたい。

来年

仕事がたいへんな上、人生についてあんまり興味がなくて、考えは無にちかいところ。短期的にはとりあえずやりたいことに対してコードを書いたり手を動かしたりが出来るといいなと考えている。

非テクニカルな趣味についてはこのまま細々つづけたりコンテンツを享受したりというのをやっていく。テクニカルな趣味については今は余裕がなくて Platform や IT 的な仕事で何か生み出せたらいいなと思うくらい。その上で、2024 年以降はもうちょっと細かなことでも文章などのアウトプットを増やしてみたい。

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